<シー・シェパード>保護したメンバー、海保が事情聴取へ(毎日新聞)

 平野博文官房長官は16日午前の記者会見で、南極海の調査捕鯨船「第2昭南丸」に乗り込み同船に保護されている反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の男性メンバー1人について、海上保安庁に引き渡して事情聴取し、国内の司法手続きに沿って刑事処分を行うかどうか判断する方向で調整を進めていることを明らかにした。SSの活動家の日本当局への引き渡しは初めてとなる。

 平野氏は「わが国の法のもとにどう対応するか最終調整中だ」とした上で、海保による事情聴取について「そういう考え方のもとに今調整している。刑法で言うと住居侵入(罪)に該当するのかを含めて関係機関と十分調整する」と述べ、刑事処分を視野に対応を検討する考えを示した。

 また、赤松広隆農相は同日の閣議後会見で「人の船に勝手に上がってきて3億円を要求する。非常にふざけたとんでもない違法行為だと思っている。やるべきところはきちっと押さえながら手続きを進めたい」と改めてSSを批判した。

 08年1月にもSSによる同様の妨害行為があったが、日本側はメンバー2人を豪州政府に引き渡し、批判を浴びていた。赤松農相によると、具体的な引き渡し方法は未定だが、「第2昭南丸」はメンバーを乗せたまま、南極海から日本に向かっているという。【横田愛、奥山智己】

【関連ニュース】
シー・シェパード:「日本の法廷で闘う用意」
シー・シェパード:メンバー刑事処分を協議へ 調査船侵入
シー・シェパード:メンバー1人が調査捕鯨船に侵入
シー・シェパード:抗議船が日本の調査船と接触 南極海
調査捕鯨船妨害:衝突のSS船長から事情聴取 NZ当局

<布川事件>再審の進め方の3者協議、来月19日に(毎日新聞)
「放火して丸焼きにしてやる」浜崎あゆみさん宅に脅迫文(産経新聞)
首相動静(2月14日)(時事通信)
府中で女性変死、夫とみられる男性は飛び降り(産経新聞)
「50歳」 まだまだ現役 明石のプラネタリウム(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。